奥野高徳というスカウトマンの成功は、キャバクラをどう変えたのか?

冒険心と度胸を併せ持つ者だけが見る事のできる世界

奥野氏が選んだ最初の道

通常スカウトマンの収入は完全歩合制であり、スカウトして店に紹介した人数分が収入になるシステムの様です。
そこにランクが加わり紹介した女子が可愛い子であるほど報酬アップが有り、それら総称を「買い取り制」と呼ぶ様です。
対して、店に紹介し入店させただけでは収入に繋がらないのが「スカウトバック制」と云う方法であり、こちらは入店させた女子が売り上げた金額に応じて一定率報酬となって返ってくるシステムの事だと言います。
果たして奥野氏が選んだのはどちらか…。
奥野氏はスカウトバック制を選びました。
スカウトした子が稼いでくれなければ報酬ナシ。
が、彼が成功してから語った事に「(自分は)無理に向いていない子を店に押し込むスカウトマンとは違う」と云う様なものがあります。
当然、ここに法学部を選んだ彼のプライドと気概を感じざるを得ません。
彼のスカウトマンとしての最初に選んだ道はこうして始まったと言えるのではないでしょうか。

スカウトの違いがキャバ嬢の覚悟の違いへ

買い取り制では何より優先されるのは間違いなく「見た目」でしょう。
勧誘される方も多分に自分の容姿評価が高い事を自覚しており、その容姿で簡単に稼げるならと気軽に乗ってしまう事も多々あると想像できます。
一方スカウトバックでは自分の報酬に繋がる集客という仕事をキチンとやり遂げてもらわねばなりませんので、選び方が容姿一辺倒では駄目と云う事になります。
ここで向き不向きが係わって来るのでしょう。 
まだ18歳位の彼に、父親がキャバクラ経営していた事を考慮しても、そうそう向き不向きが分かるとも思えませんが、そこで発揮されたのが彼の人への正直な向き合い方、信念やプライドではないでしょうか。
たぶんスカウトする時も真摯に話をし話を聞き、容姿だけでは務まらない世界だと知らせた上で、尚、入って行く気概のある子を選んだのだと思います。
それが彼の最初の成功。
後に奥野氏はそれを「腹のくくり方を見る」とも言っているのです。



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